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代表:林 日出民 略歴

  • 1960年 埼玉県さいたま市生まれ

  • 学習院大学文学部日本文学科卒

  • 卒業後、大学受験予備校国語科講師

  • 1996年 日本語教師検定合格

  • ​1998年よりアジア地域人権NGOに参加  (1999年)東ティモール独立選挙支援  (2001年)ヴェトナム~中国国境モン族の村取材                (2003年)日本のODAの是非を問うインドネシア・コトパンジャン・ダム視察

  • 2008年 行政書士登録        

  • (登録番号)08080437号

  • (入国管理局申請取次行政書士)承認番号 東-行08第232号

許可をとるために~理由書こそ入管申請の命

多くの行政書士は、行政書士になる前の職業=前身をもっています。前身が役所の公務員とか、保険会社のサラリーマンとか、実にさまざまです。そして行政書士は、たとえば許認可関係の書類だけでも1万以上あると言われ、「どんな業務でもやる」ということは現実的にありえません。

結局おのおのの「前身」を応用した業務を選択することが多いようです。公務員だった方は、働いていた部署に応じた許認可業務とか、もと保険会社の方は交通事故関係とか、つまり前身を活かすということは、転職して成功した人ならだれでも行っていることです。世の中無駄な経験など一つもありません。

私は行政書士を開業するまで、23年間大学受験予備校の国語の講師をしていました。そこで現代文や小論文を教え、直接の教え子は毎年200人ほどいました。ここで教えた経験が、その後行政書士となり入国管理局への申請業務で「ほぼそのまま」役に立っていることを感じます。

たとえばもっとも高度な小論文を課す大学として慶応義塾大学があります。優秀な小論文講座受講生の大半がここをねらいます。合格するために受験生が考えることは常にひとつです。それは論理の力で採点官を納得させることです。採点官の納得=合格です。これは簡単なことではありません。一生懸命語れば相手が納得するかというと、事実はむしろ逆であることもあり、一生懸命がかえってウソっぽくなることもあります。真実は思いの外さりげなく語られます。つまり冷静に体験や事実(資料)をもとに実証してこそ、採点官は納得してくれます。それは採点官を安心させることでもあります。

この試験の採点官を、入国管理局の審査官に置き換えるだけで、合格=許可がどんどん出る実感を私は得ました。開業時私は行政書士初心者でしたが、合格=許可をもらう文書つまり理由書を書くことにおいてはすでに23年間の指導者でした。

だれもが納得する理由書とはいわば普遍的な文書です。こうした理由書が入管申請の命です。

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